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ほっトライン(教育相談)

友達とうまく付き合いたい 安田菜津紀さんが答えます

 【Q】友達と関わるとき、周りに合わせることも大切だと思うのですが、時には自分をアピールしないと周りに流されてしまうなと感じています。友達とうまく付き合っていくには、どのようにコントロールしていくべきでしょうか。お聞きしたいです。 (大二男子)

 【A】周りに合わせるのか、それとももっと自分の意見を主張した方がいいのか、という狭間(はざま)にいるもやもやした気持ちは、日々の人間関係を大切に思うほど抱くものですよね。そんな時はいつもと角度を変えたコミュニケーションを重ねていくことで、胸のわだかまりが少しずつ解消していくのではないでしょうか。

 例えばある友達が、「あいつ、ムカつくよね?」と言ってきたとします。相手が同調を求めていても、そこで返せる言葉は「そうだね!」「いや、そう思わない!」という二択だけではないはずです。「そっか、傷ついたんだね。でもどうしてそんなに嫌な感情がわいてきたんだろう?」「相手はどうしてそんな態度だったんだろう?」とまずは受け止めた上で、相手の気持ちをもう少しひもといてみてはどうでしょうか。

 そうすることによって相手は否定されたとは感じず、けれども「そうか、相手の言葉にもとげがあったけれど、たまたま自分も虫の居所が悪かったのかもしれない」「もしかすると相手も余裕がなかったのかもしれない」と新たな発見にたどり着けることもあるのではないでしょうか。

 特にSNSでの会話は、すぐに自分の立場を明確にすること、即座に判断できることがよしとされがちです。けれどもそんな言葉を投げ合う前に、少しだけ「なぜだろう?」と一緒に考えてみてはどうでしょうか。合わせるのか合わせないのか、全否定か全肯定か、という完全な白黒ではなく、その間には豊かなグラデーションがあることに気付けるはずです。そこに、誰かとつながる面白さもあるのではないでしょうか。

   ◇

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、享栄高校野球部顧問・日本高野連評議員大藤敏行さん、フォトジャーナリスト安田菜津紀さん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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