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ほっトライン(教育相談)

4歳児の教育、何が効果的? 尾木直樹さんが答えます

 【Q】四歳の長男に、水泳、英語、ピアノのどれかを習わせたいと思っています。今は保育園に通い、お迎えを待つ夕方は、テレビを見る生活。体を動かす機会も少なく、英語など幼児教育は早いほうが良いとも聞きました。幼児教育を手がける企業からダイレクトメールも届きます。四歳児の幼児教育は、効果があるのでしょうか。 (女性、37歳)

 【A】今や、乳幼児期から習い事をさせるのが珍しくない時代。企業からのダイレクトメールや早期教育を勧める本や雑誌、天才キッズを称賛するテレビ番組などの情報の波に、「うちの子はいつから? 何を?」と焦り、迷うのも当然かもしれませんね。親としては、わが子に身に付けさせたい力はいろいろあるでしょう。

 ですが、大前提として、この時期に習い事をさせる目的は何なのか。親自身がしっかり考えを持ってほしいと思います。自分がピアノを習っていて、今も役に立っているから。水泳で体力をつけさせたい。海外転勤が多いので英語力を−。そもそも、子どもが自分から習いたいと言うなら、検討してあげたいですね。同時に、子どもの様子をしっかり観察し、好きなことは何なのか、見定めましょう。

 その上で、もし習い事をさせるのであれば、まずは子どものやってみたいものを選ぶことをお薦めします。

 例えばピアノは手足の動き、暗譜など多機能を同時に使うため、地頭が良くなると言われています。英語は、バイリンガルを目指すのでなければ、八歳くらいに開始するのがいいとも言われています。

 ところで、本当の僕の一番のお薦めは、運動系と教育系の両方の力が獲得できる、「自然体験」活動です。

 自然は予測不能。その中で起きる出来事に瞬間的に対応する体験を重ねることで地頭が鍛えられ、物事への興味・関心が呼び覚まされます。運動器も刺激され、敏しょう性なども高められます。

 公園での散歩やピクニックなどでも、お休みの日に、肩肘張らず、親も純粋に子どもと楽しんでみては。案外、習い事をしなくても充足してしまうかもしれませんよ。

 四歳の長男に、水泳、英語、ピアノのどれかを習わせたいと思っています。今は保育園に通い、お迎えを待つ夕方は、テレビを見る生活。体を動かす機会も少なく、英語など幼児教育は早いほうが良いとも聞きました。幼児教育を手がける企業からダイレクトメールも届きます。四歳児の幼児教育は、効果があるのでしょうか。 (女性、37歳)

       ◇ 

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、高校教諭・野球日本U−18ヘッドコーチ大藤敏行さん、タレント春香クリスティーンさん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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