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ほっトライン(教育相談)

日本人とうまく人間関係つくれない 春香クリスティーンさんが答えます

 【Q】日本の大学に入って四カ月がたちました。私がいる学部は日本人の学生ばかりですが、話をしていても内容がかみ合わず、うまく人間関係がつくれません。せっかく留学しているので、本当はもっと日本人の学生と仲良くなって大学生活を充実させたいのですが、どうしたらいいでしょうか。 (男子留学生、20歳)

 【A】せっかく日本に来たのだから、日本人の学生と仲良くなってリアルな日本を感じたいですよね。その気持ち、分かります。

 私は高校二年の時にスイスから日本に来ました。留学ではなく編入でしたが、やはり本やテレビで見る日本と全然違って、独特の空気感をつかむのに時間がかかりました。授業が終わると、教室の机を後ろに寄せて掃除をする習慣が日本の学校にありますが、スイスにはないですから、そういうことについていくだけでも必死。一緒に昼ご飯を食べている子たちが、ビジュアル系バンドや漫画についての話しているのを「へぇー、そんなことがあるんだ」とただただ聞いていました。

 最初は自宅と学校を往復する日々。でもやっぱり、日本にいるんだから何かしたいと思うようになりました。人見知りで社交的ではないので、東京を五感で感じようと思い、街の喫茶店巡りなどをしていました。

 日本にはたくさんの留学生が来ています。留学生同士で集まるのは気が引けるでしょうが、たまには別の留学生に「日本人の学生と仲良くなるコツ」を聞いてもいいかも。

 周りが日本人の学生ということですから、「消しゴム貸して」などちょっとしたことでもいいですし、留学生という“特権”を生かして「日本に来たばかりで分からないから教えてほしい」と話しかけてみては。自分からアプローチすることで、生まれてくるものがあるかもしれません。

 私は小中学生の時、スイスから日本の学校に来て数日間の体験入学をしました。机の周りに人が集まってきて「どこから来たの?」などと質問してくれたことが本当にうれしかった。これが後に日本の高校に編入するきっかけにもなりました。

 もしかしたら、周りにいる日本人の学生も話したいと思っているかもしれません。あなたの国の文化など、日本人の学生がアッと驚くような話を用意してみてはいかが。

      ◇

 教育評論家尾木直樹さん、養護教諭すぎむらなおみさん、高校教諭・野球日本U−18ヘッドコーチ大藤敏行さん、タレント春香クリスティーンさん、桜花学園大非常勤講師近藤日出夫さんが教育の相談に答えます。

 勉強や学校生活、友人関係などに関する子どもや保護者の相談・疑問、先生の悩みなどを、連絡先とともに郵便(〒460 8511 中日新聞教育報道部 ほっトライン宛て)か、ファクス、メールで送ってください。中日新聞のホームページでも「投稿・ご意見」の「教育相談」から投稿できます。

 

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