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ヒデキ!カンレキ!! 西城秀樹 感謝の歴史

(5)マフラー 外出時の寒暖差に用心

イラスト・赤塚千賀子

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 僕にとって冬は緊張を強いられる季節です。四年前、二度目の脳梗塞を発症したのは十二月でした。

 脳梗塞を起こしやすい体質の人には寒暖の差が敵。この季節に欠かせないのがマフラーで、外出の際には必ず身に着けます。それでも、寒くなると「また発症するのではないか」との不安が頭をよぎります。

 再発したとき、体がだるく疲れているような状態が続き、「風邪が治らないな」と思っていました。近所の医院に、追加の風邪薬をもらいに行った帰りのことです。酔ってもいないのに千鳥足になり、家に帰ると足に力が入らず、階段を踏み外してしまいました。

 その日は、クリスマスディナーショーの最終リハーサルの日でした。いつもにはない違和感を覚えながらも、本番と同じリハーサルを終えると、かかりつけの病院の救急外来へ。磁気共鳴画像装置(MRI)検査や血液検査などを受けました。結果が出るまでの一時間ほどは、本当に苦痛な時間です。祈るような気持ちで待ちました。

 「悪いところは見つかりませんでした」と医師から聞いたときには、本当に安心しました。ところが、たまたま病院にいた主治医が駆け付け「ふらつきがあるのはおかしい。一晩だけ泊まってください」と言うのです。しぶしぶ入院すると、翌朝にはベッドから起き上がることも難しくなっていたのです。再度のMRI検査で再発が分かりました。

 初期症状は二度目の方が軽かったのですが、後遺症は二度目の方がずっと重いものでした。それでも、すぐに病院に行ったのが幸いでした。体調が変だなと思ったら、病院でチェックをしてもらうことが大切です。(歌手)

 

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