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ハートナビ

 ハートナビは、人生のベテランが若い世代の相談に答えるコーナーです。
 投稿は300字程度で、住所(県まで)、職業(学年)、年齢(20代まで)、性別を明記し、メールは young@chunichi.co.jp、郵便は〒460-8511(住所不要)社会部ハートナビ係、ファクスは052(201)4331同係へ。採用者のうち、投稿内容とは別に氏名や自宅住所を明記した人には図書カードを進呈します。
 (ハートナビは、中日新聞月曜夕刊の「若者のページ」に掲載されています)

弘兼憲史に相談

将来もらう年金に不安

 将来、年金がもらえるのか不安です。給料から厚生年金の保険料が天引きされ、会社に任せきり。でも新聞の記事などを見ると悲観的な話ばかり。最近も高齢者の定義を「65歳以上」から「75歳以上」にするべきだという提言があり、支給開始年齢が引き上げられるのではと怖くなりました。支給額も減るかもしれない。払う金額よりもらう金額が少ないなら、貯金した方がましですよね。社会を支える責任があると思う一方、誰のために支払うのか分からなくなります。(愛知県、25歳、会社員、男性)

◆損得だけの考え改めよう

 誰もがそう思うかもしれませんが、果たして、自分で老後のために貯金をし続けられるでしょうか。自分ができない貯金を代わりに国にしてもらっている、と考えてみてはどうでしょうか。

 そもそも、誰もが自分一人で生きているわけではありません。絶海の孤島ではないのですから、損ばかりではなく、社会のいろんな面で助けられています。少ないお金しか返ってこない、と損得勘定だけで考えるのはいかがでしょうか。

 「喜捨」という言葉があります。寺社に寄進したり、貧しい人に施しをしたりして功徳を積むという意味ですが、インドやミャンマーでは、貧しい人がさらに貧しい人にポケットの中のお金を渡しています。自分が貧しくても、困っている人が目の前にいるなら、助けてあげようという考え方があるからです。

 この精神にならって損得勘定のみの考え方を改めてみては。年金は保険料より少なくなるかもしれませんが、ある種の税金と考えた方がいいかもしれません。

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