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岐阜市長選特集

候補者が選んだ優先政策 あす投開票

 28日の投開票が迫った岐阜市長選は、新人7候補が激しい論戦を展開している。取り組みたい施策を聞いた。

 =上から届け出順

◆豪華な新庁舎疑問 森下満寿美さん(57)=無新

 新市庁舎建設の是非については「十八階建てという現行計画の新庁舎は豪華すぎるし、資材費や人材費の高騰で、膨大な予算も必要になる。税金の使い道として疑問がある」と指弾する。 計画の見直しで余った予算は、福祉政策や学校給食無料化といった教育施策など市民生活に直結させる財源として活用する考えを示し、政策も医療・福祉、子育て・教育の順にした。

 =共

◆医療費無料を拡大 中西謙司さん(56)=無新

 一番に挙げた子育て・教育で、現在中学生までが対象の医療費無料化の拡大、市内企業での託児所開設推進などを掲げる。「岐阜ならではの魅力を高め、若者が戻ってきたくなるまちにする」

 次いで産業振興、医療・福祉の順。経営者の立場から「東京などに共同で使える営業拠点をつくり、企業収益を向上させる」。憩いの場の公園に高齢者用の運動器具を整備する。

 =自公

◆新庁舎計画は縮小 吉田里江さん(52)=無新

 新市庁舎計画を行財政改革や景観の点から「高すぎる」と批判。九階建て程度への規模縮小を訴える。

 次いで子育て・教育では、女性のワーク・ライフ・バランスの充実策や親の負担軽減を提案。子どもの貧困対策、食育の推進などにも目配りする。

 歴史文化や伝統的な街並みを生かした観光振興も重視。「岐阜を国際観光都市にし稼げる自治体経営に転換する」と訴える。

◆岐阜駅前を再開発 柴橋正直さん(38)=無新

 中心市街地活性化では廃業したホテルがそのまま残っているJR岐阜駅前の再開発を最優先し「岐阜が変わったと市民に実感してもらいたい」と力を込める。 子育て・教育は、幼児教育無償化や自身が取り組んできた発達障害児の学習支援も定着させると主張。公共交通では自動運転を導入したバスを走らせ、高齢者が買い物や病院に行きやすい地域社会をつくると訴える。

◆新庁舎計画見直し 小森忠良さん(59)=無新

 新市庁舎建設計画については「ゼロから見直し、財政面と大きさは、市民との話し合いで決める」とし、情報公開の大切さを訴える。

 子育て・教育では、学校給食での地産地消の推進や、返済不要型の奨学金制度の充実を提言する。医療・福祉では、身近な場所で、医療や服薬が相談できる「暮らしの保健室」や、生活困窮者の自立を支援する相談窓口を各地域に置くという。

◆医療福祉で特区を 棚橋保之さん(37)=無新

 最大の政策に掲げる医療・福祉は集約モデル特区をつくり「サービスの質の向上、負担の低減、収益性や給与の向上を図る」と主張する。

 子育て・教育では、幼児教育から中学校卒業までの教育費、医療費を無償化し「個性や専門性を伸ばしたい」。観光振興では、小中学校の校舎完全木造化、地元食材や花木を使ったグルメタウン街、清流パラグライダーの創出に取り組む。

◆鵜飼い1日3回に 中根西光さん(69)=無新

 観光振興では、長良川鵜飼を朝昼晩の一日三回、実施し「観光客増で鵜飼いの赤字をなくし、浮いた予算を他へ回す」。

 新市庁舎計画では「計画通りに市役所を北に移転すれば、柳ケ瀬の崩壊がより加速する」と警鐘を鳴らし、柳ケ瀬地区への移転を提唱する。火葬や共同墓地への埋葬を市が無料で行うことで「お年寄りの死後の不安を解消する」と訴える。

 (岐阜市長選取材班)

 

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