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岐阜市長選特集

候補者こんな人(中)

◆街頭で訴え続け4年 柴橋正直さん(38)無新

 胸に刻んだ数字がある。千五百七。初めて挑んだ前回の市長選で、現職に及ばなかった票数だ。「自分に足りないところがあったから負けた」。惜敗を謙虚に受け止め、投開票の翌日からつじ立ちを再開した。

 この四年間、毎週三日以上は街頭で市政への思いを訴えてきた。衆院議員時代からの定番の場所のほか、見落とされがちな郊外も歩く。家を空ける父親の姿に、長男(4つ)が「パパの仕事は街頭演説」と勘違いするほどだ。

 二歳になる長女はママ派と笑うが、「未来への責任を心の底から感じられるようになった」とわが子に感謝する。発達障害児への学習支援や、岐阜城の魅力発信を目指す市民団体の活動にも取り組んできた。

 最近の趣味は軽スポーツ。バレーボールの大会を主催し、グラウンドゴルフにも熱を入れる。「参加すると、おばあちゃんが気合が入ると喜んでくれる。地域の人と交流する良い機会で、これからも続けたい」

▽弱音より解決策考える 妻・柴橋有美さん(36)

 家に丸一日いる休みはなく、家事には口出ししません。「いつもありがとう」とカードに書き置きがあり、大事に取ってあります。 子どもが大好きで、会合前の三十分でもお風呂に入れてくれます。帰宅すると、眠っている子どもたちの布団に潜り込んでいます。

 問題があると弱音を吐くより、別の解決策を考える人。曲がったことが嫌いで、子育ての影響か頑とした中に柔らかさが出てきた。 自分のことは自分でやってしまいますが、風邪予防でヨーグルトは毎朝飲ませています。これだけ一生懸命なので、支えがいがありますね。

◆ボランティア幅広く 小森忠良さん(59)無新

 高校卒業まで過ごした地元・岐阜の銀行に三十六年勤めた。岐阜市とも取引する中で痛感したのが、市の借金の多さだ。「二千五百億円もの借金がある。人口減少時代に大きな庁舎は要らない」。新市庁舎建設計画の白紙撤回を最重要課題に掲げた。

 二〇〇〇年から「第二の人生」のボランティアに力を入れるように。ネパール支援や、原発事故の影響から外で思いきり遊べない福島の子どもたちを飛騨の山村に招くなど、幅広く活動する。「自分が教わることの方が多い。人とのつながりが財産」と謙虚に話す。

 趣味はバイオリン。愛器は、自宅にホームステイしたデンマークの音楽家から、お礼に贈られた品だ。幼いころからの音楽好きも高じて、五十歳を前に一念発起。市民オーケストラで練習に励む。

 健康維持と趣味を兼ねて、市内で一番好きな場所に挙げる金華山には毎月、登る。「長良川と金華山の美しい風景を、次世代へ残したい」と願う。

▽人のために愚直で熱く 妻・小森頼子さん(59)

 裏表のない愚直な人です。のんびりすることに罪悪感を持っているみたいで、いつも動いている。一生懸命で熱いので、家族はついていくのが大変です。

 ボランティアのために、文房具や古着を詰めた大きなリュックをかついで単身ネパールへ行き、年末年始に家を空けたこともありました。自分の洋服や食事には無頓着ですが、他の人のためには惜しまない。「自分には必要ない。もっと大事なことがある」って。

 家ではよくニュースを見ながら、家族に政治の議論を持ち掛けています。強い信念があるので、応援しなくちゃと思っています。

 

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