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夕歩道(夕刊コラム)

夕歩道

 桜の花は、春の暖かさだけで咲くわけではない。つぼみは前年の夏に生まれ、秋の夜長を感じて冬に備える休眠芽となる。その休眠芽を目覚めさせるのは、春の訪れではなく、真冬の寒さである。

 温暖な九州や四国で時に本州より開花が遅れるのは、そのためだそうな。つまり、厳しい寒さにさらされてこそ、春の桜は間違いなく咲くのである。と、全国五十八万人余の受験生を激励したい。

 例年のことながら、冬将軍が大暴れする時期に設定されたセンター試験が明日から始まる。雪や寒さの意地悪に負けず、何年もかけて育てたつぼみが晴れて開花の春を迎えますよう。健闘を祈る。

 

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