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駆ける青鬼、福をお届け 豊橋で鬼祭始まる

民家や商店を訪ねる青鬼と氏子ら=豊橋市で

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 東三河に春の訪れを告げる、天下の奇祭「豊橋鬼祭」。10日、かじかむほどの寒さのなか豊橋市八町通の安久美神戸神明社で幕を開け、青鬼が民家や商店に福を届けながら駆け抜けた。

 たけだけしい「アーオー」の掛け声が響くと、子どもからお年寄りまでが玄関先に顔をのぞかせた。小さな青鬼を迎え入れ、腰をかがめて頭をなでられれば、たちまち笑みがこぼれた。

 豊橋市新川小四年の佐々木一成君(9つ)も「優しくなでてもらい、一年楽しく健康に過ごせるよう願った」とうれしそうだ。

 同市八町小六年の中山恵汰君(11)ふんする青鬼が立ち寄る場所は二百三十カ所にも上る。途中、信号待ちで青鬼がぐったりすると、お付きの氏子がすかさず扇子で風を送っていた。

 日が傾いても勢いは止まらない。疾走する青鬼の後ろで、氏子らのまくあめ粉が雪のように舞う。浴びると夏病みしないとの言い伝えがあり、蒲郡市形原町の会社員松岡秀孝さん(63)は、顔を真っ白にしながら「もう最高。今年の無病息災が約束された」と上機嫌だった。

 (高橋雪花)

 

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