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相乗りタクシー、実証実験始まる 春日井・高蔵寺NT

相乗りタクシーを利用する住民。見知らぬ男女の乗車時は助手席と後部に分けるなど運転手の配慮もある=春日井市のグルッポふじとうで

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 高齢者の移動手段に相乗りタクシーを利用する実証実験が七日、春日井市の高蔵寺ニュータウン(NT)で始まった。同市と名古屋大、東海北陸厚生局が連携して二月末まで続け、将来の本格実施へ課題を探る。

 実験は高蔵寺NT内で乗り降りする住民が対象で、利用には登録が必要。タクシー五社が協力する。営業利益が出にくい一・二キロ以内は住民ボランティアが送迎を担う。

 利用者は名大が開発したスマートフォン用アプリを使うか、NT内の交流施設「グルッポふじとう」に開設した事務局に電話で目的地と希望時間を連絡する。二十二〜九十六歳の百八十二人が利用登録し、ボランティア送迎は八人が協力する。

 初日は、自宅からグルッポ、またはショッピングセンターへと、タクシー二台とボランティア送迎車一台が運行した。距離にもよるが、相乗りだと料金は四割前後安くなる見込み。

 相乗りタクシーを利用した同市高森台二の笠原照雄さん(72)は「料金は安い方が良いので、積極的に使いたい。ただ、マッチングがうまくいくのかどうか」とやや不安げ。同市高森台三の矢吹匡子さん(74)は「この地域は坂が多いので、引っ越そうかと思うこともある。実験は住民が長く住むための一つの光かなと思う」と喜んだ。

 ボランティア送迎を担う同市岩成台五の自営業三雲秀勝さん(37)は「地域にボランティアの輪が広がってほしくて参加した。利用者が喫煙者かなどもシステムでわかると安心する」と振り返った。

 実験中、高齢の利用者はアンケートに回答。厚生局はアンケートを介護予防に活用する。二月二十五、二十六日は自動運転の小型ゴルフカート二台による送迎実験もある。市は登録者を継続募集している。(問)グルッポふじとう内の事務局=0568(92)3355

 (丸山耀平)

 

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