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豊田市が採用試験簡略化 基礎能力と面接、集団討論

 豊田市は今年四月以降に実施する職員採用試験を簡略化する。教養試験や職種ごとの専門試験を廃止し、民間企業で広く利用されている基礎能力試験と面接、集団討論に絞る。この三つだけの採用試験は県内の自治体で初めてという。

 七日の定例会見で太田稔彦市長が発表した。民間企業との併願を促し、倍率低下に歯止めをかけ、多様な人材を確保するのが狙い。基礎能力試験は「SPI」と呼ばれ、全国で民間企業約一万二千六百社が採用している。豊田市は一八年に試行したところ、教養試験などから置き換えても内定者の能力に大差ないことが確認できたため、正式導入を決めた。

 採用数が四十人程度と最多の行政事務職の場合、二〇一七年は最多で三次試験まであり、六日間で三回の面接と五種類の試験が課されていた。簡素化により、拘束日数は二、三日程度に減るという。

 豊田市によると好況を背景にした民間企業の採用強化などにより、行政事務職の志願者は一六年が七百六十六人、一七年は五百九十七人、一八年が四百十六人と年二〜三割のペースで減少している。太田市長は「受験生の負担を軽減し、優秀な人材を確保する必要がある」と簡略化の理由を話した。

 (久野賢太郎)

 

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