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巡視艇「きぬかぜ」解役式 衣浦海保、25年の労ねぎらう

船首部に献酒し労をねぎらう元乗組員ら=半田市十一号地で

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 衣浦海上保安署の巡視艇「きぬかぜ」の解役式が六日、半田市十一号地の同署巡視艇桟橋であった。元船長や機関長ら十九人が出席し二十五年間の労をねぎらった。

 きぬかぜは総重量二四トン、全長約十九メートル、幅約四メートル。一九九三年三月の就役以来、総就航距離は地球約七周分の二十六万九千キロに及ぶ。これまで船舶海難などで五百五十一回出動。主に衣浦港や三河湾で百四隻、二百五十三人を救助した。

 式では名古屋海上保安部の尾崎正宏部長が「歴代の船長、機関長の方々に心から敬意を表する」と式辞。海上保安庁の庁旗が降ろされた後、歴代船長や機関長らが甲板に上がって船首部に日本酒をかけ、別れを惜しんだ。

 昨年三月からきぬかぜの船長を務めている湯地慧さん(40)は「二十五年間お疲れさまでしたという気持ち。この船はワイヤでかじ取りをするなど操縦がしやすかった。エンジンの調子が悪くなることもあったが良い思い出」と振り返っていた。

 二十日には操縦性能や夜間監視能力が向上した、「きぬかぜ」の名を受け継ぐ後継の巡視艇が就役する。

 (山本琢之)

 

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