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中村文則さんの活躍に焦点 東海市芸術劇場で特別展

展示を見る高校生たち=東海市芸術劇場で

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 東海市出身の芥川賞作家で、本紙朝刊に小説「逃亡者」を連載中の中村文則さん(41)を紹介する特別展が、三十日まで市芸術劇場で開かれている。中村さんにとって今年は、三つの作品が相次いで映画になり、新作も刊行された実り多い年。存在感の高まる作家の仕事を広く知ってもらおうと、会場には著書や映画の台本などが並んでいる。

 東海市の平洲小、平洲中、東海南高を卒業。二〇〇五年に「土の中の子供」で芥川賞を受賞した。

 今年は一月に「悪と仮面のルール」、三月に「去年の冬、きみと別れ」が映画化。十月一日からは本紙で「逃亡者」の連載が始まり、同五日には新作「その先の道に消える」が刊行された。さらにデビュー作「銃」も映画になって、今月十七日に公開される。「銃」でメガホンを取ったのは、知多市出身の武(たけ)正晴監督だ。

 「文学と映画の共鳴」と題した特別展では、中村さんのほとんどの著書が並び、閲覧できるほか、「逃亡者」の一〜三十回目の新聞切り抜きを張り出した。

 それぞれの映画の宣伝ポスター、映画「去年の冬、きみと別れ」の台本や劇中で小道具として使われた点字図書を紹介。芥川賞受賞の記念品の懐中時計も、中村さんから借りて展示している。

 (稲垣時太郎)

 

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