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迫力の一番、観客興奮 春日井で20年ぶり、大相撲巡業

横綱土俵入りを披露する稀勢の里関=春日井市総合体育館で

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 大相撲の秋巡業「大相撲春日井場所」(中日新聞社など後援)が十一日、春日井市の市総合体育館で開かれた。一九九八年三月以来二十年ぶりの巡業で、地元にゆかりのある力士の奮闘や両横綱の取組に、観客は惜しみない拍手を送った。

 会場では、午前八時から公開稽古と握手会が行われ、ひいきの力士を一目見ようと地元ファンが行列を作った。市内在住で相撲ファン歴六十年以上という伊藤隆さん(67)は「巡業は本場所と雰囲気が違って、すごく楽しい」と笑顔だった。

 午前十一時から、幕下の取組が始まった。相撲甚句や土俵上での禁じ手などをコミカルに演じる「初切(しょっきり)」も披露された。

 午後からの取組には、春日井市出身で西十両三枚目の明瀬山(あきせやま)関も登場。会場から「おかえり」と大きな声援を受けて、千代翔馬関に寄り切りで勝った。大相撲名古屋場所では、同市内に宿舎を構える春日野部屋の大関の栃ノ心関も、見事な勝利を収めた。

 両横綱が土俵に現れる結びの一番では、この日一番の盛り上がりを見せた。横綱の鶴竜関と稀勢の里関が、土俵上でにらみ合うと「頑張れ」「負けるな」と応援が飛び交った。がっぷり四つに組んだ稀勢の里関が寄り切りで勝つと、会場は大きな歓声に包まれた。

特製の座布団を手に喜ぶ相撲ファン=春日井市総合体育館で

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 春日井市石尾台の三宅美智代さん(76)は「相撲が盛り上がっている中、地元で見られてうれしい」と感激し、小牧市在住で日本語学校に通うベトナム国籍のドー・タン・ソンさん(21)は「初めて見る力士は大きくてびっくり。相撲はすごく面白い」と興奮冷めやらぬ様子だった。

 「大相撲春日井場所」と書かれた特製座布団が一階のタマリ席とペアマス席に用意され、市民らは座布団を土産に抱きかかえて会場を後にした。

 (丸山耀平)

 

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