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ディオーネ、底力で年間女王 女子プロ野球リーグ

年間王者となり、胴上げされる碇監督(中)=埼玉県川口市で(日本女子プロ野球リーグ提供)

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 日本女子プロ野球リーグの愛知ディオーネが7、8の両日に埼玉県川口市であった年間王者決定戦でリーグ1位の京都フローラ(京都市)に連勝し、2年ぶり2度目の「年間女王」に輝いた。42試合のリーグ戦では2位に甘んじたが、短期決戦では底力を見せ、本拠地を一宮市へ移して1年目のシーズンを最高の形で締めくくった。

 ディオーネは一月に拠点を兵庫県から同市へ移し、チーム名も「兵庫ディオーネ」から改称した。女子野球の日本代表チームのエースでもある里綾実投手(28)らを擁し、今季は通算十八勝二十一敗三分の二位で年間王者決定戦に進出した。

 決定戦は三チームで競うリーグ戦の一、二位が対戦。一位に一勝分のアドバンテージが与えられ、先に二勝した方が王者となる。七日の第一戦で、一年間の重点強化点として磨き上げてきた守備と継投を生かし、強打を誇るリーグ王者を7−0と完封。逆王手をかけて臨んだ八日の第二戦は、御山真悠外野手(22)の適時打や小原美南投手(21)の好リリーフなどで接戦を3−1でものにした。

 今年は「一点を取り、一点を守る機動力野球」をテーマに、得点圏に走者を置いた打撃、守備練習のほか、盗塁やエンドランも徹底的に磨いてきた。キャプテンの三浦由美子選手(25)は「シーズン後半から、この練習が生きてきた。一年間たくさんの方に応援していただき、感謝の気持ちでいっぱい。最高です」と声を弾ませた。

 勝利した試合後には球場の出口で選手全員がファンをハイタッチで見送り、地元のイベントにも数多く参加してきた。だが碇(いかり)美穂子監督(31)は「まだまだ浸透していない。これからもとことん地域に出て、一宮に根付いていきたい」と意気込む。「勝つことが皆さんにとっての喜び。来年はリーグ戦も制し、完全優勝を目指す」と熱を込めた。

 ディオーネは今後、市内での凱旋(がいせん)パレードを検討している。

 (植木創太、高本容平)

 

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