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「黄金の犬山城」31年ぶり市内で公開 分解し組み立て

組み立て直される最上階の4階部分=犬山市文化史料館で

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 派手すぎ、重すぎで活用されてこなかった金箔(きんぱく)貼りの犬山城の模型「黄金の犬山城」を犬山市文化史料館「城とまちミュージアム」の収蔵庫から展示スペースに移す作業が三日にあった。四日から十二月十六日まで公開する。

 青銅製で重さ約三百六十キロ。市教育委員会は昨年の市議会で「成人男性が五、六人で引きずって、ようやく移動させることができる」と答弁していたが、分解できた。石垣を含む地下一階からしゃちほこの載った最上階の四階まで五つの部品でできており、史料館二階の収蔵庫から階段で順に下ろして組み立て直すまで一時間で済んだ。運送会社の六人が全て人力で運んだ。

 「切れ込みがあるので分解できるという説はあったが、いくつに分かれるかは今回やってみて初めて分かった」と市教委歴史まちづくり課は説明している。

 黄金の犬山城は、昨年の市議会で所在を問う質問が出てにわかに注目を集め、三十一年ぶりに市内で展示されることになった。人の目に触れるのは二〇〇五年に名古屋市科学館に一時貸し出して以来で十三年ぶり。一九八七年の犬山城築城四百五十年イベント「キャスティバル犬山87年」(中日新聞社共催)のために三千万円かけてイベント実行委員会が実物の十八分の一で製作した。

 見学には史料館の入館料百円(中学生以下無料)が必要だが、犬山市民は十二月三日以後なら無料。

(三田村泰和)

 

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