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ソーラーカーレース鈴鹿で名工大が初V

ソーラーカーレース鈴鹿2018のクラス別で優勝した名古屋工業大チームとマシンの「ホライゾンZ」=名古屋市昭和区の同大で

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 名古屋工業大(名古屋市)ソーラーカー部が、八月上旬に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれた国内最大級の「ソーラーカーレース鈴鹿2018」のオリンピアクラスで優勝した。一九九五年の創部から挑戦を続け、初めての頂点。部員は「来年出場する世界大会に弾みがつく」と意気込んでいる。 

 レースは制限時間内でコース(一周五・八〇七キロ)の周回数を競う。計五クラスあり、中でも出場した五時間耐久レースのオリンピアクラスは最も規制が厳しく、マシンの性能やドライバーの姿勢などで国際基準が求められる。このクラスには全国の高校、大学や社会人の計九チームが出場した。マシンは三年前の世界大会に出場した手作りの「ホライゾンZ」。今回は約三十人の部員が授業などの合間を縫って、タイヤを覆う外装部品を半年かけて設計し直した。空気抵抗を精密に制御できるようになり、軽量化も図りながら消費電力を抑えた。レース前日のタイムトライアルでは、コースレコードをたたき出した。

 厳しい暑さになった本番では、タイヤの摩耗が激しく交換に追われたり、ドライバーの交代回数が増えるなど急なルールの変更もあったが、二位のチームに五周の大差をつける計六十四周を回った。

 五時間レースの他種目を含めた総合順位でも三位となり、初めて表彰台に上がった。藤井元太部長(21)は「歴代の先輩たちから技術を継承し、目標にしてきた優勝を果たせた」と喜ぶ。

 来年十月にオーストラリアで開かれる世界大会に出場を予定する。新しいマシンの製造を計画しており、昨年大会の十二位を上回る五位以内を目指す。

 (安福晋一郎)

 

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