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ネコギギの繁殖に成功 豊川の水族館

体長3センチほどのネコギギの稚魚=豊川市のぎょぎょランドで

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 国指定の天然記念物で、東海地方に生息する「ネコギギ」の繁殖に、豊川市赤塚山公園の淡水魚水族館「ぎょぎょランド」が成功した。国土交通省によると、豊川流域の施設では初。

 ネコギギはナマズ目ギギ科の日本固有の淡水魚で、八本のひげと茶色の体に黄色がかった模様があるのが特徴。伊勢湾や三河湾に注ぐ愛知や岐阜、三重県内の河川にのみ生息している。同省中部地方整備局設楽ダム工事事務所によると、豊川にも数多く生息していたが、水質の悪化など環境の変化によって減少。一九七七年に国天然記念物に指定された。

 ぎょぎょランドでは、文化庁の許可を得て昨年十月から人工繁殖を開始。七月にふ化した五匹のうち、一匹が体長三センチほどに成長した。展示は未定。前田民男飼育係長は「飼育員九人が交代で世話してきたので繁殖に成功できてうれしい。地域の環境保全に役立てたい」と話している。

 (川合道子)

 

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