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理容師57年の石黒さん、世界大会へ

世界大会を前に、セットの練習に励む石黒さん=稲沢市西町で

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 パリで九、十日に開かれる理美容技術の祭典「世界理容美容技術選手権大会」に、稲沢市西町の理容師、石黒賢三さん(74)が日本代表として挑む。初めての世界の舞台を前に「六十年近いキャリアの集大成。業界への恩返しの気持ちを込めて臨み、優勝したい」と意気込んでいる。

 石黒さんは十七歳で理容師の資格を取得。一九七〇年に独立し、稲沢市西町で理容店を営む。得意な技術は、短く形を整える角刈りという。

 出場するのは、五十歳以上の理容師が集う競技「マスタースタイリスト」。白髪のマネキンのひげや髪を染めたり切ったりし、ある程度完成させたものを持ち込む。当日は二十五分の制限時間内に仕上げのカットやスタイリングで作品を完成させ、出来栄えを競う。

 日本からは石黒さんを含む六人が出場。根元を黒く染めて両サイドをなで付け、頭頂部の髪を立ち上げるなどしたデザインの作品を作ることになっている。

 石黒さんは二年前に高知県で開かれた全国理容競技大会で上位入賞し、世界大会への出場を決めた。六月以降、毎日開店前の午前四時から、セットなどの練習を重ねてきた。「ワックスの量や時間配分など、感覚がつかめてきた」と手応えを語る。

 (秦野ひなた)

 

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