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西日本豪雨、高齢者9人救助 県警隊が広島から帰還

がれきの撤去作業に当たる広域緊急援助隊警備部隊の隊員ら=県警提供

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 西日本豪雨を受けて、広島県に派遣されていた県警広域緊急援助隊警備部隊が十一日、現地での活動を終えて帰還した。八〜十日の三日間で、高齢者九人をボートで救助したほか、がれきの撤去などに当たった。

 援助隊は機動隊と管区機動隊で構成され、七日に百三十八人が出発。翌日に広島県に入ると、早朝から救助活動に当たった。道路が冠水し、救助の手が回っていなかった広島市安芸区矢野東七の四世帯を担当。広島県警から「四人が行方不明になっている」との情報を受け、がれきを撤去し、中から心肺停止状態の高齢女性を運び出した。

 十日には河川の氾濫情報を受けて北に約七キロ離れた府中町に八人の隊員を派遣。胸のあたりまで増水した中で、ボートを使って民家を巡り、家の中に取り残されていた高齢者九人を救助した。いずれもけがはなかったという。

 佐々木好三機動隊長は「救助中も土砂災害が起こる危険性があり、安全を確認しながらの作業だった」などと話した。

 佐々木隊長は十一日に県警本部を訪れ、藤野秀彦警備部長に帰還を報告。藤野部長は「お疲れさまでした。いざというときに力になれるよう今後も訓練に励んでほしい」とねぎらった。県警は援助隊以外にも、特別自動車警ら部隊などを岡山県に派遣している。

 (石井宏樹)

 

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