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100年以上お疲れさま 豊田のみそ店、巨大木桶を解体

フォークリフトを使って100年以上使われた木桶を解体するみそ職人=豊田市桝塚西町の野田味噌商店で

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 木桶(おけ)を使った天然醸造のみそをつくる豊田市桝塚西町の野田味噌(みそ)商店で5日、100年以上使われた巨大な木桶を解体した。9月には、失われつつある木桶文化を多くの人に知ってもらうため、再び組み立て、東京都渋谷区のみそ料理店の入り口に設置する。

 木桶は直径3メートル、高さ2.8メートル。昨年6月まで使われ、みそ汁およそ80万杯分に当たる12トン分のみそが醸造できた。同じ大きさの木桶を作れる人は今はほとんどいないという。

 解体作業には電動のこぎりやフォークリフトなどが使われた。社員の野田好成さん(34)は「ご苦労さま。ありがとうという気持ち」と感慨深げ。重なり合った板からはたまりの香りが漂った。

 みそを「つくる」木桶は、人々に「見られ、触れられる」木桶に再生され、店の客が桶の中を通れるようにするという。

 (中川翔太)

 

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