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障害者の理解を名古屋市に要望 天守バリアフリーで文化庁

文化庁の前で取材に応じる河村市長=東京都千代田区で

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 二〇二二年末の完成を目指す名古屋城の木造天守復元を巡り、河村たかし市長は十三日、事業の許可権を持つ文化庁を訪れ、障害者団体が強く反発しているバリアフリー対策や、当初計画より遅れが指摘されている石垣調査について意見を交わした。

 意見交換は非公開で行われた。市長は山崎秀保・文化財部長や大西啓介・記念物課長らに、新天守にはエレベーターを設置せず、新技術で昇降できるようにするという市の方針を説明。文化庁側は障害者の理解を得るよう求めた。

 石垣調査については、同庁側が作業を着々と進め、復元の際には石垣などの史跡を傷めないことを要望。一九五九年に再建された現天守の価値を評価するようにも求めた。

 市長は面会後、報道陣に「木造復元は世界の宝を作ることで、完成に向けてしっかりやる。いろんな課題に誠実に対応する」と話し、この日の訪問を「どえりゃあ良かったんじゃないですか」と振り返った。

 国の特別史跡に指定されている名古屋城跡では、現天守の取り壊しや築城の際に文化庁の許可が必要。市は来月中にも、築城に向けた基本計画を同庁に提出する方針を示している。

 (中山梓)

 

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