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志段味古墳群をスマホで冒険 名古屋市教委がアプリ

古墳群を楽しめるアプリの一場面。ゲームでは、実際の光景の中にキャラクターが登場する=名古屋市内で

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 スマホを手に、古墳で冒険を−。名古屋市教委は守山区で整備を進める「歴史の里 しだみ古墳群」のスマートフォン向けアプリ「GO!GO!しだみ古墳群」を作った。現実の光景に架空の物体を重ねるAR(拡張現実)を利用し、現地を歩いて物語を進めるゲームを導入。楽しみながら、古墳に興味を持ってもらえるように工夫した。

 古墳群では六十六基の古墳が確認され、うち七基が「志段味(しだみ)古墳群」として国の史跡に指定されている。アプリは文化庁の補助金を活用し、民間企業に委託して製作。解説やキャラクターの設定は学芸員が監修した。事業費は約二千万円。

 アプリでは実際に古墳群を歩いて進めるRPG(ロールプレーイングゲーム)の「しだみクエスト」をはじめ、現地で千四百年前の様子を再現した姿を見られる「古墳マップ」などを楽しむことができる。

 しだみクエストは自らが主人公となり、「謎のまじない師」に操られた「しだみの民」と「はにわたち」を救い出す物語で、二〜二時間半ほど楽しめる。登場するはにわの一部は、実際に出土した副葬品の研究成果を反映させ、学習にも利用できるようにした。

 古墳群以外の場所でも、遺体を埋葬する「石室」の様子を三六〇度見渡したり、キャラクターの「しだみこちゃん」などと写真を撮ったりすることができる。市教委の担当者は「歴史が好きな人だけではなく、幅広い人たちに楽しんでもらえるアプリができた。現地に行くきっかけにしてもらいたい」と話している。

 (中山梓)

 

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