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ペットボトルで新たな楽器 大治拠点「カジー」が6月演奏会

新たに制作した「エアコーク」を紹介する原さん(左)と熊谷さん=大治町花常で

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 大治町を拠点に、日用品を使った自作の楽器を演奏する二人組の音楽ユニット「kajii(カジー)」が、内圧の異なる複数の空のペットボトルをたたいてメロディーを奏でる「エアコーク」という楽器を新たに作った。見た目からは想像がつかない澄んだ音色が特徴。六月九日に名古屋市内で無料のコンサートを開く。

 エアコークは空のペットボトルを二十四個使い、二重の円形に並べた楽器。先端にゴムを巻いた木製のバチでたたき、音を出す。

 ペットボトルのふたには内部に空気を入れるためのバルブを取り付け、中の空気圧を微妙に変えることで音階を作り出している。圧力が高いほど高い音が出る仕組みで、自転車の空気入れを使ってチューニングする。二オクターブ分の音色が出る。

 似た楽器を動画投稿サイトで見つけたことからヒントを得て、一カ月ほどかけて四月上旬に完成させた。高音域では金属音のような音色が、低音域では太鼓のような音色が出る。

 この仕組みで音が鳴るのは一・五リットルのコーラのペットボトルだけという。

 カジーは「創」こと原創平さん(29)=名古屋市西区=と、「クマーマ」こと熊谷将(すすむ)さん(33)=同市中川区=のユニットで、二〇一三年十二月に結成。「日常生活の中から新しい音楽を作ろう」と食器などを使った楽器を自作している。

 原さんは「どれくらいの数を作ったか数え切れない」。熊谷さんは「楽器は意外と簡単に作れる。楽器を身近に感じてもらうきっかけになれば」と話している。

 エアコークの演奏動画はユーチューブ(「kajii 花は咲く」と検索)でも視聴できる。無料コンサートは六月九日午前十時半から、名古屋市北区の黒川東中日ハウジングセンターで。

 (大野雄一郎)

 

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