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名鉄の輸送人員、17年度は2・1%増 西三河が好調

 愛知、岐阜県で鉄道二十路線を運行する名鉄の二〇一七年度の輸送人員は、前年度より2・1%多い三億八千六百八十七万四千人で、現在の路線網になった〇四年度以降で最多だった。沿線に製造業の拠点が集まる西三河地方の路線が好調だ。

 名鉄によると、日進市と豊田市を結ぶ豊田線の伸びは3・73%で二十路線のトップ。西尾線(安城市−西尾市)は3・7%、三河線(豊田市−碧南市)は2・9%、名古屋本線(豊橋市−岐阜市)は2・2%で、いずれも順調に増えた。路線別の輸送人員は非公表。

 名鉄は、自動車関連の工場などで雇用が順調に増え、通勤客と住民が増えていると分析する。通勤定期券の客は西尾線で7・9%、三河線で5・3%増え、通学定期と定期以外の増加を大きく上回る。安藤隆司社長は九日の会見で、工場に加えて沿線に住宅が増えたと手応えを口にした。

 一方、常滑市の空港線は、定期以外が4%伸び、全体で3・1%増。中部国際空港利用者の主要動線となり、訪日観光客の増加が押し上げたとみられる。

 各地からの路線が集約する名古屋駅の一日の平均乗降客数は、前年度比3・2%増の二十九万八千四百六十七人だった。昨年四月にJR東海の複合ビル「JRゲートタワー」が全面開業するなど周辺の開発が進み、昼間人口が増えた効果。好影響は続くとみて、名鉄は一八年度の輸送人員はさらに1・2%程度増えると予想する。

 (中野祐紀)

 

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