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海上輸送の活用を検討 中部の運送業者が協議会

海上輸送を活用した物流の効率化を話し合う関係者=名古屋市で

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 深刻化するトラック運転手不足の解消に向け、愛知、岐阜、三重、静岡の中部四県の運送事業者などは、「RORO(ローロー)船」やフェリーなどの海上輸送を活用した物流の効率化を考える協議会を設立した。

 RORO船は、貨物を積んだトラックやトレーラーをそのまま積み込み、運ぶことができる。貨物を載せ替える手間がかからず、旅客を乗せないためフェリーよりも一度に多くの車を運べる。長距離輸送であれば、陸上輸送に比べて人手やコストを低く抑えられ、環境にも優しい利点がある。

 近年徐々に需要が高まっており、中部地方と国内の他地域を結ぶ船の運航数は、四月時点で一週当たり二十二便。トラックなどに換算すると二千八百六台を運ぶ計算になる。

 ただ、中部地方の輸送量全体に占める海上輸送の割合は11%と低く、RORO船は1%に満たない。一方、トラック輸送は85%を占めるが、運転手が常に不足している上、高齢化も進み、人員確保が難しくなっている。

 名古屋市内で十三日にあった協議会の初会合には、各県のトラック協会や海運会社の担当者、有識者ら十九人が出席。「海上輸送を増やしていくには、荷物を預ける人たちにコスト面などでのメリットを周知することが必要だ」といった意見が出た。協議会は年度内に意見を取りまとめ、連携した活動に生かす。

 (中尾吟)

 

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