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「人生開く鍵は熱中力」 名大・天野教授、江南で講演

「人生の目標を真剣に考えて」などと語る天野教授=江南市北野町の市民文化会館で

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 青色発光ダイオード(LED)の発明でノーベル物理学賞に輝いた名古屋大の天野浩教授(57)が十四日、江南市北野町の市民文化会館で講演した。受賞の背景や現在の研究を語り、中高生に「人生の目標を真剣に考えて。切り開く鍵は、熱中力」とエールを送った。

 同市で中学・高校を運営する滝学園が毎年、著名人の講演会を開いており、十六回目。生徒と保護者ら千四百人近くが耳を傾けた。

 自身が中高生のころは、受験のための勉強に納得できなかったが、大学時代に工学が人の役に立つと知り「全ての勉強が楽しくなった」という。青色LEDの発明では、ともにノーベル賞を受けた恩師の赤崎勇・名城大終身教授(89)が学生を信頼し、意欲を引き出したとして「執念と、人を鼓舞する力が発明を生む」と振り返った。

 現在はエネルギー問題の解決と高齢化対策に貢献しようと、消費電力を減らす技術や、ドローンなどへの電力を空中で送る仕組みを研究しているという。「今後は大学ごとの特徴を生かした研究が進む。成績ではなく、希望する研究での大学選びが主流になる」と話した。

 (鈴木あや)

 

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