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N700S、多彩な新技術 新型の東海道新幹線

東海道新幹線の新型車両N700S=浜松市のJR東海浜松工場で

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「N700S」(右)と従来のN700系=浜松市のJR東海浜松工場で

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 二十日に本格的な走行試験を始めた東海道新幹線の新型「N700S」の車両には、JR東海の多彩な新技術が盛り込まれた。「S」は英語で最高を意味する「Supreme(スプリーム)」が由来。二〇二〇年度に予定される営業投入後は、私たち乗客も恩恵を受けられそうだ。

 浜松市の同社浜松工場であった報道公開では、N700Sと現行型「N700A」の先頭車両が並んで展示された。Sの方が少々、左右の前照灯付近が角張った「怒り肩」。新しい形状で、高速で走る際の騒音や揺れが減るという。前照灯は、新幹線では初めての発光ダイオード(LED)で省エネ化もした。

 携帯電話が手放せない人にとってうれしい変化は、グリーン車以外の全ての座席にも、肘掛けにコンセントが付くことかもしれない。席そのものは、リクライニングでお尻が沈み込む新機能で座り心地が良くなった。

 客室の明かりはLEDの間接照明。天井の形の工夫で、室内のどこでも同じような明るさに。停車駅やニュースを表示する掲示板は大きさを一・五倍に。液晶を採用し、見やすさも向上した。

 開発を担当したJR東海新幹線鉄道事業本部の上野雅之副本部長は胸を張る。「安全性はもとより、快適性、信頼性、環境性能などすべての面で最高の新幹線です」

 (中野祐紀)

 

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