トップ > 愛知 > 2月10日の記事一覧 > 記事

ここから本文

愛知

赤鬼や天狗の居場所を発信 豊橋鬼祭向け専用サイト

実験を主催する(右から)豊橋技術科学大の水谷、大村両講師とウェブインパクト社豊橋技術開発部の木村博司部長=豊橋市西幸町の豊橋サイエンスコアで

写真

 豊橋技術科学大情報・知能工学系の大村廉講師(41)らが、豊橋市八町通の安久美神戸神明社を中心に開かれる十一日の豊橋鬼祭に合わせ、赤鬼役と天狗役がいる場所を知らせる専用サイト「おにどこ」を設ける。スマートフォンなどで情報を確認すれば、市内を練り歩く赤鬼と天狗(てんぐ)を確実に見物できそうだ。

 大村講師は、生活のあらゆる場面で情報処理機器の活用を図る「ユビキタス・コンピューティング」が専門で、位置情報を役立てる研究も柱の一つ。今回のサイト設置は、大勢の観光客が位置情報を共有すると、どう行動するのかを分析する目的の実証実験だ。

 大村研究室のほか、豊橋技術科学大建築・都市システム学系の水谷晃啓講師の研究室と「ウェブインパクト社」(東京都)も実験チームに加わる。

 赤鬼と天狗について回る氏子たちが協力し、衛星利用測位システム(GPS)で場所を知らせるための機械を所持。この情報をサイト上の地図に落とし込む。

 実験は鬼祭の「赤鬼と天狗のからかい」が終了し、両者が神社から市内に繰り出す十一日午後三時から。「おにどこ」専用サイト(o2doko.com)で位置を閲覧できる。

 一般の観光客だけでなく、自宅に赤鬼たちが来るのを待ち構える地域住民や、付き添って街を回る氏子たちにも利用を呼び掛けている。

 大村講師は「IT化は交通事故など不幸を防ぐ役割もあるが、楽しい行事をより楽しく発展させることもできる。コンピューターの技術で祭りの盛り上げにも貢献したい」と力を込める。

 (阿部竹虎)

専用サイト「おにどこ」の模擬画面=大村講師提供

写真
 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索