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足助の空き家お店にいかが 重伝建活用へ商工会に相談窓口

空き家活用のための相談窓口「あきびと座」を開設した足助商工会青年部員ら=豊田市足助町の足助商工会で

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 足助で商売しませんか−。豊田市足助町の若手商店主たちが、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の古い町並みの空き家活用に乗り出した。空き物件の情報を集約し、足助で店を開きたい人の相談に乗る窓口「足助町家(まちや)情報ネットワークあきびと座」を足助商工会に開設。空き物件の相談から店の開業まで一貫した支援に取り組む。

 開設したのは、三十〜四十代の地元商店主でつくる足助商工会青年部員ら。古い町並みでは、以前から使われなくなった空き家や空き店舗が目立ち、市足助支所によると、四十件ほどの空き物件がある。

 商工会青年部の広瀬友門部長(34)は「僕らが生まれる前からある問題。最近も空き家を借りたいと人が来たが、相談する場所がなく立ち消えになってしまった」と話す。町の行く末を案じて、部員で昨年六月ごろから協議を重ねてきた。

 あきびと座では、空き家や空き店舗の中で所有者が貸してもいいという物件を募ってひとまとめにし、希望する事業者に紹介する。事前予約制で、青年部員らが相談を受け付ける。豊田信用金庫足助支店など金融機関と連携し、金銭的な支援の相談にも応じる。

 広瀬さんによると、現在、貸し出せる物件は六件。このほか、空き家を倉庫として使っていたり、空き店舗の二階部分で生活する人がいたりと、潜在的な空き物件も多いとみているが「まだまだ貸してもいいよという人は少ない」。貸し手の意識を変えることも課題で、広瀬さんは「昔のにぎわいを取り戻したい。僕らが主体となって取り組んで周知していけばもっと増えていくのではないか」と期待する。相談受け付けは平日のみで、午前九時〜午後五時。三月二十四日に見学会があり、五件ほどを青年部員らが案内する。(問)あきびと座(足助商工会内)=0565(62)0480

 (森本尚平)

 

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