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2介護事業所取り消し 指定の豊田市、報酬不正受給で

 豊田市は六日、市に申請した施設とは別の施設を拠点に活動していたことが介護報酬の不正受給などに当たるとして、市内の訪問介護事業所二カ所の指定を二十三日付で取り消す。このうち訪問介護事業所「心実(このみ)」の運営会社「心」(同市)には、介護報酬と加算分などを含め、計約八千三百三十六万円の返還を命じた。また、グループホーム一カ所の新規利用者受け入れを十五日から六カ月間停止する処分も発表した。

 市介護保険課によると、心実は二〇一五年十二月に介護保険事業所の指定を受けたが、申請した同市寿町の事務所ではなく、同社が運営する同市泉町の住宅型有料老人ホームを拠点としていた。同ホームの入居者にサービスを提供し、昨年十月まで介護報酬を受給していた。一六年六〜十一月にはヘルパー資格のない職員二人がサービスを提供していた。

 心の藤井元雄代表(42)は、中日新聞の取材に「利用者や従業員に大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

 同様に指定取り消しとなる訪問介護事業所「ゆうか」も、運営会社「悠華」(安城市)が豊田市美里の事務所を事業所として市に申請し、昨年九月に指定を受けていたが、実際の拠点は泉町の住宅型有料老人ホームだった。さらに、職員の人員基準を満たすため、雇用契約書も偽造していた。

 また、豊田市久岡町の認知症対応型共同生活介護施設「グループホーム逢妻」に対して市は、要件を満たさないのに職員の処遇改善を理由に介護報酬を加算して請求していたとして、約四百五十八万円の返還を求めた。新規利用者の受け入れ停止とともに六カ月間、介護報酬を三割減額する。

 

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