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美声の童謡、足跡聴いて 一宮出身・小鳩くるみさん企画展

小鳩くるみさんの秘蔵写真や貴重なレコードが並ぶ=一宮市木曽川町黒田の同市木曽川資料館で

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 一宮市出身で、小鳩くるみの名で童謡歌手として活躍し、現在は目白大(東京)教授の鷲津名都江(なつえ)さん(69)=東京都=の足跡を紹介する企画展が、一宮市木曽川町黒田の同市木曽川資料館で開かれている。来月二十八日まで。

 鷲津さんは一九五二年に四歳でデビューし、ビクターレコードの主力として活躍。ラジオやテレビ番組にも多数出演した。

 青山学院大を卒業後、八六年にはロンドン大に留学し、イギリスなどで伝えられている童謡「マザーグース」の研究に取り組んだ。現在は目白大で、イギリスの児童文学や幼児英語教育の授業を担当している。

 鷲津さんに特化した展示会は同資料館で初めて。会場にはレコードのほか、歌手デビュー当時から二年前に旅行先のロンドンで撮った写真まで、本人が提供した多彩な資料約五十点を展示。五四年から六年連続で毎月表紙を飾った少女雑誌「なかよし」や、マザーグースに関する著書などもある。

小鳩さんが表紙を飾った講談社の少女雑誌「なかよし」。1955(昭和30)年7月号=同館提供

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 一宮市で鷲津さんの祖父・香雲(こううん)さんまで五代続き、儒学や漢学を教えていた私塾「有隣舎(ゆうりんしゃ)」を詳しく解説したコーナーもある。

 資料館主幹の川井達朗さん(68)は「秘蔵写真を含め、貴重な品がそろった。伸びやかで清涼感のある歌声もぜひ聴いてもらい、広く魅力を知ってほしい」と話している。

 展示されたレコードやCDはすべて試聴できるが、事前連絡が必要。

 (問)資料館=0586(87)5197

 (高本容平)

 

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