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副市長に広沢氏起用方針 河村市長、議会内に賛否

広沢一郎氏

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 名古屋市の河村たかし市長は八日、来月に任期満了となる新開輝夫副市長(63)の後任に、元減税日本県議の広沢一郎氏(53)を起用する方針を明らかにした。市長に近い民間人登用に、議会内には反発がある一方、「市長と対立するのは得策ではない」と静観の構えの市議も多く、賛否が分かれている。

 広沢氏は同市出身で慶応大経済学部卒。二〇一一年県議選の同市瑞穂区選挙区に減税から出馬し初当選したが、任期途中で辞職し、一四年衆院選の愛知1区に出馬、落選した。現在は東京都内でIT関連企業を経営する。

 市長は就任以来、副市長に元会社役員の大西聰(さとし)氏(〇九年七月〜一一年二月)と弁護士の岩城正光(まさてる)氏(一三年六月〜昨年五月)を充てており、広沢氏が認められれば民間登用は三人目。

 副市長は現在、三人とも市職員OB。市長は報道陣に「副市長が三人とも役人ではいかん」と述べ「経営者の感覚を市政に生かしてほしい。真面目で政治経験もある」と広沢氏に期待感を示した。

 市長は二十一日開会の市議会十一月定例会で同意を目指すが、ベテラン市議は「広沢氏は行政経験がなく、手腕に疑問がある」と批判。一方、議員報酬などで市長と対立してきたことを踏まえ、別の市議は「反対することで市長を刺激したくない」と同意する考えを示唆した。

 副市長人事を巡っては、昨年五月に河村市長が岩城氏ら二人を任期途中で解職し、議会側が猛反発。今年五月の市議会臨時会で堀場和夫氏(61)と伊東恵美子氏(60)の選任同意案が認められるまで、二人が空席だった。

 (安田功)

 

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