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モノづくり女子、県が応援 製造業就職PR

製造業界で働く「モノづくり女子」と学生たちが語り合った交流会=名古屋市港区のポートメッセなごやで

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 人材不足に悩む製造業界で女性の就職を進めようと、県は製造現場で働く「モノづくり女子」のイメージ向上作戦に乗り出した。モノづくり女子の先輩と気軽に話せる交流会を企画したり、雑誌風のおしゃれなレイアウトで企業を紹介する冊子を作ったり、女子学生の目を引く工夫を凝らしている。

 「私みたいな文系でもできる仕事って、あるでしょうか?」

 八日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で始まった異業種交流展示会「メッセナゴヤ2017」会場の一角。就職を控える女子学生らが三人の先輩「モノづくり女子」を囲み、次々と率直な質問を投げかけた。

 「私も文系出身だけど、入社後に勉強できるので、あまり問題はない」と答えたのは、工業用ヒーターのメーカー「河合電器製作所」(名古屋市天白区)の神田宏美さん(30)。金属熱処理加工業「メタルヒート」(安城市)の原薫さん(28)は「自社の技術が人の役に立っていることが分かるのが製造業の醍醐味(だいごみ)」と語りかけた。

 中部大三年、高田彩音さん(21)は「医療系の勉強をしているので、就職活動は視野が狭くなりがち。製造業もありかなって思えたので、来てよかった」と話した。

 「モノづくり王国」と呼ばれる愛知だが、中小企業を中心に製造業の人材不足は深刻化している。企画した県産業振興課の担当者は「女性にも活躍の場がたくさんあるということが伝わるきっかけになれば」と述べた。

県が作成したモノづくり女子を紹介する冊子

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 会場では、交流会に参加した学生らに薄ピンク色の冊子が配られた。県内三十社の女性社員が仕事ぶりや入社のきっかけを紹介するA5判四十二ページ。

 「“だけじゃない”モノづくりの世界」と題して、「汚い」「地味」などと偏見を受けがちな製造業界の魅力を発信している。

 作業着のデザイン性を競う「ユニホーム・コレクション」や仕事場に欠かせない工具「マストアイテム」の紹介など、ファッション雑誌風に構成した。希望者には郵送もする。(問)県産業振興課=052(954)6345

 (谷悠己)

 

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