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子ども食堂、三好丘にも 11月開店「世代超え地域交流を」

11月に子どもたち向けなどの「うきぐも食堂」が開店する旭の家=豊田市福谷町で

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 経済的な事情などで家庭で十分な食事がとれない子どもたちに、温かい食事を安く提供し、地域の人たちと一緒に食卓を囲む「子ども食堂」が十一月二十二日、みよし市三好丘地区に誕生する。地域に住む小中学生などの母親十人が「子どもにも大人にも心地良い居場所になるように」との思いを込め、地域のシンボルとして親しまれている展望台「浮雲の桟橋」にちなんで「うきぐも食堂」と名付けた。

 食堂は、地域の集会所「旭の家」(福谷町)で月一回、平日夜に開店する。初回は十一月二十二日午後五〜七時。十八歳以下の子どもは誰でも一食百円、大人は五百円で、六十歳以上で一人暮らしの方は百円だ。

 メニューは、温かい汁物とご飯、おかずのセット。地元食材を生かした郷土食を積極的に取り入れていく。野菜は地元農家が提供、その他の食材は市の補助金でまかなう。

 開店のきっかけは、母親の一人、高信(たかのぶ)美保さん(47)が二年前にテレビのニュースで見た、東京の子ども食堂だ。家庭に居場所のない子どもや貧困家庭の食事を支援する試みに「三好丘にも困っている子どもがいるのではないか」と感じた。

 友人や、子どもが通う三好丘小学校のPTAなどに呼び掛けたところ、賛同者が集まった。困っている子どもに限らず、子どもから大人までが集う場所にしようと決めた。知り合いの農家も協力してくれることになり、地域活動を支援する補助金も市に申請して支給されることになった。

 高信さんは「うきぐも食堂では、悩みを抱えた子どもだけでなく、誰もがまた行きたいなと思える居場所を目指す。世代を超えて地域の人たちが交流するきっかけを生み出していきたい」と話す。

 食堂の開店に先立ち、今月十四日には、市カリヨンハウス(三好丘)で、中京大現代社会学部の非常勤講師加藤武志さんが、子ども食堂を含めた町づくりをテーマに講演会を開く。入場無料。午前十時〜正午。参加申し込みは、高信さん=0561(36)7988=へ。

 (岸友里)

 

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