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後藤さん3連覇ならず 尾張旭の国産紅茶グランプリ

真剣な表情でテイスティングする一般審査員ら=尾張旭市中央公民館で

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 「おいしい紅茶の店」店舗数が人口一人あたり日本一の尾張旭市で一日、「国産紅茶グランプリ」の決勝が開かれた。三連覇を目指したごとう製茶の後藤潤吏さん(32)=豊橋市小島町=は二部門とも準グランプリに輝いた。審査委員長が「今年の国内の品評会で最もレベルが高い」と絶賛する大会になった。

 大会は市観光協会が主催し、今年で三回目。二十二日に同市城山町のスカイワードあさひで開かれる紅茶の祭典「紅茶フェスティバルin尾張旭」と別日程で、初めて単独開催した。

 この日の市中央公民館での審査は、専門家九人と事前に募った一般審査員八十三人が参加。半数以上が県外で、沖縄からの参加もあった。

 今回は初めて、市販が前提の「市販茶部門」と少量生産のサンプルでも応募できる「チャレンジ部門」の部門を設定。華やかなものから苦味のあるものまであり、茶葉の大きさもまちまち。予選には計百十二点が集まり、決勝では勝ち抜いた各十点を一般審査員らが真剣な表情で審査した。

 過去二大会で優勝し、三連覇が期待された後藤さんは、二部門とも準グランプリ。点差は優勝者とほとんどない接戦だった。後藤さんは「香りが低く商品にできない葉を使って焙煎(ばいせん)した。新たな製法を試して自分の理想の味ができて満足」と話した。

 優勝は市販茶部門が宮崎県の甲斐製茶園・teaholics合同チームの甲斐雅也さんとYUKIKO ISHIIさん、チャレンジ部門が沖縄の金川製茶の比嘉竜一さんに決まった。

 審査員長で日本茶業学会の武田善行会長は「甲斐製茶は香りが極めてよく、頭一つ抜けていた。金川製茶は香りと味のバランスが非常に優れていて、口の中に余韻が一時間以上残るほど」と優勝茶を講評。「国産紅茶の品質がどんどん上がっていてダージリンにも負けていない」と話した。

 市販茶部門の出品紅茶はすべて、二十二日の紅茶フェスティバル会場で購入できる。

 (菅谷仁志)

 

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