トップ > 愛知 > 10月3日の記事一覧 > 記事

ここから本文

愛知

本尊「峯薬師」里帰りへ 新城で初の鳳来寺山企画展

現在の写真を交えながら本堂周辺の絵地図を解説する展示=新城市の設楽原歴史資料館で

写真

 新城市の設楽原歴史資料館で、秋の企画展「霊峰 鳳来寺山」が開かれている。放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりの地でもある名山をテーマにした企画展は今回が初めて。二十一日以降は、三方ケ原の戦いがあった頃に武田信玄が甲斐国へ移したとされる鳳来寺の本尊「峯薬師」を特別展示する。企画展の期間は、紅葉が深まる十一月二十六日まで。

 現在会場に並ぶのは「鳳来寺」という名が付いた由来や過去の年間行事をしたためた古文書、幕末まであった三重の塔を描いた浮世絵など二十五点。

 江戸時代のものが中心で、当時の郷土史家で俳人の太田白雪による文書、現在の様子を収めた写真を用いながら本堂周辺の絵地図を解説する展示もある。

 「新城の歴史を学ぶ上で長篠・設楽原の戦いと並んで外すことができないのが鳳来寺山。今年の大河ドラマでは幼少期を鳳来寺山で過ごした井伊直政も登場することもあり、このタイミングでの開催を決めました」と学芸員の湯浅大司さん。

 展示の目玉は峯薬師。高さ約六十センチの木像で、現在は甲斐善光寺(甲府市)にあり、同市の文化財となっている。湯浅さんは「三河方面に攻め込んだ信玄が亡くなる直前に鳳来寺から移したとされています。新城に『里帰り』するのは、およそ四百五十年ぶり。ぜひこの機会に多くの方に見ていただきたい」と呼び掛けている。

 入館料は一般三百円、小中学生百円。(問)同資料館=0536(22)0673

 (榊原崇仁)

およそ450年ぶりに「里帰り」する峯薬師=設楽原歴史資料館提供

写真
 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

選挙関連の記事は

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索