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常滑焼の花器、世界へ発信 海外バイヤーが製造現場視察

花器作りの現場を見学する海外のバイヤー=常滑市瀬木町で

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 日本貿易振興機構(ジェトロ)と、とこなめ焼協同組合などは29日、花卉(かき)を取り扱う海外バイヤーに常滑焼の植木鉢や盆栽鉢の製造現場を見てもらうツアーを初開催した。地元の焼き物関係者は「すごく意欲的に見てもらった」と期待を寄せている。

 訪れたのは香港、シンガポール、ロシア、ドバイのバイヤー。常滑市内で花器を扱う窯元三カ所を訪問した後、同市奥栄町のINAXライブミュージアムで開かれた商談会と昼食交流会に臨み、地元の窯業関係者と触れ合った。

 海外では値段の安い中国製の鉢が広く流通しており、比較的値段の高い常滑焼の鉢は海外展開が遅れているという。今回は、バイヤーに常滑焼の製造過程を見てもらい、値段に見合うだけの品質があることを確認してもらう狙いがあるという。

 香港で生花や園芸用品などを扱う会社を経営する蔡冠球社長(45)は「常滑焼は質が高く、長い伝統と進化が見える。ビジネスとして商品を売るだけでなく、理念や思い、努力を客に伝えたい」と、商談会で熱心に品定めをした。

 協同組合の渡辺敬一郎理事長は「海外のバイヤーは日本人と色彩感覚が違っていて面白い。海外の感覚を勉強すれば、面白いものが作れるのではないか」と話していた。

 バイヤーは、三十日まで豊明市の豊明花き地方卸売市場で開かれる輸出関係のセミナーやフェアに参加。一日からは長野県内で花卉産地を視察するという。

 (小西数紀)

 

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