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「豊橋カレーうどん味」のぷっちょ、商品化へ 市も協力

豊橋カレーうどんを前にした「ぷっちょ部長」のマスコット=豊橋市広小路の玉川うどん本店で

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 豊橋市のご当地グルメ「豊橋カレーうどん」を、菓子メーカーUHA味覚糖(大阪市)がソフトキャンディー「ぷっちょ」の「豊橋カレーうどん味」として商品化する動きが進んでいる。インターネット上の何げない「つぶやき」が思わぬ注目を集め、地元豊橋市も驚きつつ協力に乗り出している。

 「豊橋カレーうどん味。1000リツイート行ったら私が上層部に商品化の打診をします」。「カレーうどんの日」の八月二日、ぷっちょのPRを担う企画会社の社員が短文投稿サイト「ツイッター」でつぶやいた。社員はネットでたまたま豊橋カレーうどんを知っただけ。実物を食べたこともなかったが、このツイートが千回転載されれば、商品化を考えると呼び掛けた。

 唐突の提案に「なんだそれ」「想像がつかない」とすぐ話題に。豊橋市出身で「豊橋カレーうどん大使」を務める女優松井玲奈さんもツイッターで「よろしくお願いします」と参戦し、目標の千リツイートは約三時間で達成された。

 寝耳に水だったUHA味覚糖のマーケティングセクションリーダー下村守道さん(42)は、過熱するツイッターの反応に「ドキドキした。ここまで来たらもっと盛り上げたい」と動きだした。

 想定外だった豊橋市側も乗り気に。豊橋観光コンベンション協会の鈴木恵子さん(65)は「知名度を全国区に高め、本物を食べに来てもらう契機」と期待し、下村さんらに実食の場を提供した。

 八月半ば、豊橋市のうどん店で実物に向き合う下村さんと同社のマスコット「ぷっちょ部長」の姿があった。うどんからとろろご飯への味の変化を実体験し「どう形にするか」と頭を悩ませつつ、「ぷっちょもソフトキャンディーとグミの二重構造だから」と共通点を見いだしていた。

 開発には、他の生産レーンに匂いが移りやすいカレー味を再現できるか、うどんの下のとろろご飯まで再現できるかなど課題が山積み。「大量生産は難しい」(下村さん)と言うものの、「塩じゃけ味」などを実現させてきた経験もあり、現在はうどんや米の味の再現を工夫し、手作りで試作を重ねている。

 (高橋雪花)

 <豊橋カレーうどん> 丼の底にとろろご飯を敷き詰め、その上からカレーうどんを盛りつけ、二つの味を楽しめる地元グルメ。自家製麺を使用し、豊橋が生産量日本一のウズラ卵をのせる。豊橋観光コンベンション協会が中心となって2010年に誕生し、44店舗で提供されている。味を再現した菓子に「豊橋カレーうどん風せんべい」がある。

 

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