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「世界新城会議」へ準備着々 スイスから交流員

今月から国際交流員として働き始めたデソル・マリ・サンドラさん=新城市役所で

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 「新城」の名が付く世界の都市が一堂に会す「世界新城アライアンス会議」。来年十月の開催都市となっている新城市で、準備が着々と進んでいる。九月一日には加盟都市の一つで姉妹都市でもあるスイス・ヌシャテル市出身の女性が新城市の国際交流員を委嘱され、市のアライアンス会議準備室に机を置いて活動を始めている。

 フランス語で「新城」を意味するヌシャテルから来日したのは、デソル・マリ・サンドラさん(21)。「マリさん」の愛称で呼ばれている。新城市役所で働き始めて間もなく一カ月。「皆さん、すごく優しいです。ギョーザパーティーもしました」とほほえむ。

 スイス西部にあるヌシャテルは湖畔に面した人口三万五千人ほどの町。マリさんは電車で一時間ほどの距離にあるジュネーブ大を卒業したばかりだ。フランス語や英語を巧みに話す一方、「日本語は勉強中です」。

 来日のきっかけになったのは、カナダで昨年あったアライアンス会議。新城市は地元開催を前に、ヌシャテル市に国際交流員の派遣を求めた。同市の公募に応募し、交流員に決まったマリさんは「新しい言語や文化を学ぶのが面白そうだったから」と手を挙げた理由を語る。

 任期は一年間。二十代までの若者が各国から集う十二月のプレイベント「ユースアライアンス会議」の準備を手伝い、市内の小中学校でスイスやヌシャテルに関する出前講座も開いている。本番に向けて雰囲気を高めることが期待される中、「たくさんの人と話してスイスに対するステレオタイプ(お決まりの見方)を変えたい」と意気込む。

 アライアンスは英語で「同盟」の意味。加盟都市で隔年開催しているアライアンス会議は来年で二十周年を迎える。

 会場となる新城市には十月三日から七日間、十四カ国の十六都市から首長や市民らが集う。過去の会議を総括するほか、今後の交流やアライアンスのあり方も議論する。

 市は会議の開催を周知するため、毎月発行する広報紙の二月号から連載や特集をスタート。市民約四十人によるプロジェクトチームも設け、期間中の見学ツアーや土産の提案、食事のメニューの英訳、会議の運営方法の検討などを進めている。

 会議準備室の森玄成室長は「マリさんから外国の方のニーズを聞き、より良い会議にしていきたい」と話している。

 (榊原崇仁)

 

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