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懐かし校舎で「講義」 明治村、51年ぶりに金大OB

学生時代と同じく、通称「階段教室」で公開講座を聴く卒業生ら=犬山市内山の博物館明治村で

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 五十一年前に金沢大を卒業した七十代の同級生二十人が二十五日、犬山市の博物館明治村に移築された懐かしの校舎で旧交を温めた。

 工学部精密工学科の卒業生で、持ち回りの同窓会を八年ぶりに東海地区で開くにあたり、明治村で保存展示されている校舎を使うことを思い付いた。通常は立ち入り禁止の教室を一般観覧者も参加可能な公開講座を開く条件で借り受け、約二時間を過ごした。

 会場となったのは登録有形文化財「第四(だいし)高等学校物理化学教室」。長机といすが八段並んだ階段教室で、旧制高校を経て金沢大の校舎の一部となった。今回集まった卒業生が使ったのを最後に犬山へ移築された。企画者の一人で知立市八橋町の加茂英男さん(74)は「黒光りするこの机。落書きだらけなのも昔のままだ」と懐かしんだ。

 公開講座では、卒業生の一人で金沢工業大名誉学長の石川憲一さん(74)が日本刀について講演した。「一、二年生の時、この教室で物理の授業を受けた。先生が大変厳しくてね。こうして戻ってくると、いろんなことがよみがえる。感無量です」と話した。

 (三田村泰和)

 

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