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ピースあいち戦争体験伝える 「語り継ぎ手の会」発足

父の沖縄戦での経験を話す柳川さん=名古屋市名東区の戦争と平和の資料館ピースあいちで

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 戦争体験者が減っていく今後も戦争体験を伝えていこうと、名古屋市名東区の「戦争と平和の資料館ピースあいち」は二十三日、「語り継ぎ手の会」を発足した。会のメンバーは、経験者から聞いた話を伝えていく役割を担う。

 ピースあいちは二〇〇九年に自身の体験を伝える「語り手の会」を発足したが、活動できる人が減少。そこで新たな会を作り、メンバーには戦争体験の聞き取りや語り手の活動支援などをしてもらうことにした。会代表には、稲沢市の中村桂子さん(64)が就任した。

 結成のつどいでは、朝鮮半島からの過酷な引き揚げ体験を四世代にわたって伝えている家族や、中村さんの妹柳川たづ江さん(62)が登壇。柳川さんは沖縄戦に従軍した父親=享年八十五=の話を、女の子の人形を使った腹話術で紹介。「父は自分が生き残ったことをずっと苦しみ、亡くなるまでよくうなされていた」と語った。

 会員には約二十人が登録。中村さんは「次世代の子どもたちが、戦争をしないために何が必要かを考えられるようにしていきたい」と話した。

 (問)ピースあいち=052(602)4222

 (中山梓)

 

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