トップ > 愛知 > 9月23日の記事一覧 > 記事

ここから本文

愛知

知多の各市町、来春の職員採用苦戦 民間増、学生理想高く

 採用戦線異状あり−。知多半島の各市町が来春採用の職員確保に四苦八苦している。民間企業の採用数が増えていることや、学生が就職先に求める賃金と福利厚生の基準が高くなっているのが背景にあるとみられ、人事担当者は優秀な人材を求めるために躍起だ。

 採用活動は例年夏ごろから始まるが、二十二日時点で、内定者が予定数近くまでそろっているのは大府、東海、半田の三市。他の二市五町は二次募集の最中か、追加の採用試験を検討している。

 募集は、一般事務職のほか、土木、建築に携わる技術職、資格が必要な保育士、管理栄養士など多種多様。特に学生の応募が少ないのが技術職で、常滑市では六月の一次募集で応募者がいなかった。

 阿久比町では、二次募集でも一般事務職などの採用者が予定数に届かず、三次募集中(十月六日まで)。担当者は「五年くらい前までは百人以上の応募者がいたが、民間企業が良くなってきて半減。応募者のレベルによって採用計画がかなり変わってしまう」と困惑した表情だ。

 市町間の競争もあり、試験日程が重なると、学生は賃金や福利厚生の面から人口の多い市町を選ぶ傾向があるという。各市町は、民間企業のような採用パンフレットを制作したり、技術職の教養試験をなくしたり、試験日を変えたりなどの工夫をして、応募者の確保に努めている。

 (辻晃平)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

選挙関連の記事は

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索