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ものづくり支援施設を17日に開所 豊田市、試作品開発など

17日に開所される「ものづくり創造拠点SENTAN(センタン)」=豊田市挙母町で

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 豊田市はものづくりの新事業展開や人材育成の支援施設「ものづくり創造拠点SENTAN(センタン)」を17日に開所する。試作品の開発から事業化の相談まで、ものづくり企業を総合的に支える。

 トヨタ自動車の会長、社長を歴任した故豊田英二さんの基金を活用し、旧市役所分庁舎(挙母町)を改装した。鉄骨三階建て延べ床面積千五百五十平方メートル。

 一階の作業場「ものづくりスペース」では金工、木工の工作機械や3Dプリンター、レーザーカッターを設置。製造業や団体が市に登録すれば、一部の機械を除いて無料で利用できる。専門技術が必要な旋盤などの機械は市の特別任用職員の製造業OBが使用方法を指導する。

 市と豊田商工会議所、豊田高専が運営している中小企業支援窓口「とよたイノベーションセンター」(栄生町)も施設内に移転。中小企業診断士らが技術や経営を助言し、大学や研究機関との連携や融資の案内もするという。子どものものづくり教育を支援する「ものづくりサポートセンター」(保見町)も移転される。

 市ものづくり産業振興課は「ものづくりスペースで試作開発をし、製品を売り出したい時にはイノベーションセンターで事業化や創業の相談ができる」と活用例を示す。

 施設は、中小メーカーの若手技術者が集う養成講座「ものづくりミライ塾」と、空飛ぶ車の開発に取り組んでいる有志団体「カーティベーター」の活動拠点にもなる。異業種交流のスペースもあり、知的財産などのセミナーを開く予定。

 太田稔彦市長は定例会見で「市内の創業者を増やすことで産業の活性化を図っていきたい。また、子どもから大人まで切れ目のないものづくり人材の育成をしたい」と話した。

 (久保田麻里衣)

 

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