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「信長の居城」に持論 大府で調査員が講演会

信長と那古野城、清須城との関わりを解説する鈴木さん=大府市歴史民俗資料館で

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 織田信長が居城を構えたとされる那古野城(名古屋市)と清須城(清須市)の歴史を解説する講演会が三日、大府市歴史民俗資料館であった。

 県埋蔵文化財センター(弥富市)の主任調査員で二つの城跡で発掘調査に関わった鈴木正貴さん(54)が講師を務め、市民ら五十人が聴講した。

 鈴木さんは近年の調査の様子をスライドで示しながら、二つの城跡では信長の時代より以前に築かれたとみられる遺構が数多く残っていると指摘。一例として、那古野城の調査で見つかった、戦国時代特有のV字形の断面をした堀を挙げた。一方、信長が手を加えたと考えられる遺構はごくわずかしか見つかっていないという。

 「遺構の面では、那古野城と清須城は“信長の城”とは言えない」と持論を述べた上で、「信長の城や都市に対する考え方は、何もない場所に築いた小牧城(小牧市)、安土城(滋賀県近江八幡市)の構造が参考になるのでは」と解説した。

 (宮崎正嗣)

 

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