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豊田市が防災情報自動受信ラジオ導入へ 山間地の伝達強化へ

来年度から各家庭向けに販売、放送が始まる防災ラジオ=豊田市役所で

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 豊田市は、市の防災情報を自動受信する防災ラジオを来年度から導入する。現在の屋外スピーカーによる防災行政無線は山あいなど聞きづらい地域があるため、情報の配信局などを整備した上で、放送を開始する。

 市防災対策課の二〇〇九年度の調査によると、市全域六千七百地点のうち、18%の地点で防災行政無線が聞こえなかった。その後、屋外スピーカーを増設してきたが、こうした難聴地域に加え、悪天時や、屋内だと聞こえづらいことがあるという。

 市は、緊急メールや市ホームページなどを通じても情報提供している。だが、携帯電話やインターネットに不慣れな市民が、情報を取得しにくいといった課題もある。そこで防災ラジオで情報伝達体制の強化を図る。

 仕組みは、配信局となる市役所と市消防本部のパソコンから文字情報を配信。横浜市の中央配信局を経由し、豊田市山間地の炮烙山(下平町宝嶺)と面ノ木(稲武町井山)の送信局から周波数二八〇メガヘルツの電波が発信され、受信した各家庭の防災ラジオが自動で起動して音声を流す。

 市は、九月一日に開会する市議会九月定例会に、配信局と送信局計四カ所の整備費二億九十五万円を伴う工事契約締結案を提出。議決をへて、九月下旬から約五カ月間で整備する。防災ラジオは来年度から販売する。価格は未定。会見で太田稔彦市長は「大雨で雨戸を閉めた時など屋外型無線機には限界がある。土砂災害などが想定されるご家庭は購入して備えてほしい」と呼びかけた。

 (久保田麻里衣)

 

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