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長久手の戦いCG映像に 古戦場公園再整備基本計画が完成

基本計画に盛り込まれたガイダンス施設のイメージ=長久手市提供

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 長久手市の「古戦場公園再整備基本計画」が完成した。市民の意見を取り入れ、小牧・長久手の戦いのことをより深く知ってもらう展示の充実を図り、駐車場の西側に同市の歴史民俗に関する施設を造るなど、公園一帯の有効活用を図る。二〇二二年の開園を目指している。

 計画では、公園東側にある郷土資料室を建て替えて、現在の二倍となる延べ床面積約千平方メートルの「ガイダンス施設」を建てる。通常の展示に加えてデジタルコンテンツを充実させる。

 定員約四十人のミュージアムシアターを新設し、大型画面に小牧・長久手の戦いを再現。コンピューターグラフィックス(CG)を使い、迫力のある映像が体験できる。バーチャルリアリティー(VR=仮想現実)を使った展示も設ける予定。

 子どもにも楽しんでもらうため、武具体験として火縄銃のレプリカを置いたり、甲冑(かっちゅう)の試着体験ができたりするコーナーも設ける。

 現在は駐車場となっている公園西側約三千平方メートルには、江戸時代末期の農家の風景を再現する。市内に現存する民家の母屋、蔵、離れなどを移築、整備する計画という。

 母屋は歴史民俗体験施設と位置づけ、棒の手や警固祭りなど地域の文化を継承する展示や集会、体験学習を想定。おこしものなど郷土料理づくりができる体験施設も造り、公園西側全体を、市民らの交流の場としても活用してもらう。

 市民からは、一月上旬から二月上旬にかけてパブリックコメントを募集。七人から二十二件の意見が寄せられ、小牧・長久手の戦いにゆかりのある犬山、小牧、日進の三市と連携することなどを盛り込んだ。

西側ゾーン整備後のイメージ=長久手市提供

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 市は今後、開園までの間に、主に西側施設の管理、運営をする市民主体の組織「古戦場公園パークマネージメント組織(仮称)」を発足させ、市民参画を促して新しい公園づくりを進めていく。

 古戦場公園再整備基本計画は、市のホームページか、西庁舎の市生涯学習課前の情報コーナーで閲覧できる。(問)市生涯学習課=0561(56)0627

 (村松秀規)

 

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