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バスケコート、若者が再生 名古屋・南区の道徳公園

お披露目式でコート利用のルールを説明する山口さん=名古屋市南区の道徳公園で

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 不良のたまり場にもなっていた名古屋市南区の道徳公園内のバスケットボールコートが、若者に管理を任せることで生まれ変わった。道徳学区連絡協議会がスポーツ用品メーカーのモルテン(広島市)とネーミングライツ契約を結び、資金面でもバックアップ。十代の二人が管理人となり、掃除や見回りをしている。

 「ルールを守って、大切に使っていきます。温かく活動を見守ってください」。十九日にあった「モルテンバスケットボールパーク」のお披露目式で、管理人の名古屋大谷高校二年奈良原駿斗さん(17)があいさつすると、若者や地域住民ら百人以上から大きな拍手が送られた。続いて、もう一人の管理人のアルバイト山口大貴さん(19)が「利用後は必ず清掃活動に協力を」と呼び掛けた。

 二面あるコートは、ごみひとつ落ちていない。だが一時は、若者が改造バイクを乗り回したり、深夜に騒いだりしていた。近隣住民からは「バスケコートを廃止に」との声が上がった。

 「大人がうるさく言うより、自分たちで管理させよう」と横井利明市議(55)ら地域の大人が、毎日コートに来ていた奈良原さんらに声を掛けた。二人は「大切な場所を守りたい」と管理人を引き受け、三月から友人らと清掃活動などをしている。

 利用時間も午前六時から午後十時までと決めた。「以前はバイクを乗り回していた」という山口さんが夜の見回りをして、ルールを守らない若者がいれば注意している。

 学区連絡協議会が市から公園の管理を引き受け、三月にはモルテンと二年間、年間三十万円の条件でネーミングライツ契約に合意。三十万円は清掃用具や注意書きの看板費用、維持管理費に使う。

 奈良原さんは「ここで友達がたくさんできた。みんなが交友を深められる場にしたい」と意気込む。

 (塚田真裕)

 

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