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とよたシネマフェス開幕 神山監督がアニメ新作裏話

講演をした神山監督(中)と、作画の実演をした堀さん(右)=豊田市小坂町の市民文化会館で

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 アニメ監督神山健治さんの映画を集めた「とよたアニメ−シネマフェスティバル」が八日、豊田市小坂町の市民文化会館で開幕した。最新作「ひるね姫〜知らないワタシの物語〜」の試写会があり、神山監督が講演した。演出を手掛けるアニメーターの堀元宣さんによる描画の実演もあり、映画製作の様子が紹介された。

 ひるね姫は、二〇二〇年の東京五輪の三日前を舞台に、ごく普通の女子高生が、夢と現実をまたいだ不思議な冒険をする物語。十八日に全国で封切りされる。

 映画では、夢の中で近未来の車も登場。神山監督は「昭和生まれの方には、東京五輪と車が最たる成功体験。それを新たに描くことで若い人がどう受け止めてくれるかというメッセージを込めた」と話した。続いて堀さんが、タブレット端末の画面に専用ペンを走らせて描く最新技術「デジタル作画」を実演。主人公の絵をその場で描き上げた。

 アニメ映画の作り方と車づくりには似ている部分があると話す神山監督。「ものすごい人数と時間をかけてお客さんに届けて完成する。ものづくりに携わる人が多い豊田市の方に見てもらえるのは光栄で、共感してもらえる点があると思う」

 シネマフェスは、市や豊田商工会議所などでつくる「映画を活(い)かしたまちづくり実行委員会」が主催。十二日まで開かれ、九日には名鉄豊田市駅前のペデストリアンデッキ広場で屋外上映会がある。残り三日間の上映会は、満席となっている。

 (森本尚平)

 

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