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11日の40周年公演へ出動準備 豊田市消防音楽隊

40周年記念コンサートに向けて練習するメンバーたち=豊田市消防本部で

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 結成四十周年を迎えた豊田市消防音楽隊が十一日、記念コンサートを市コンサートホール(西町)で開く。メンバーは、火事や救急出動の現場で忙しく走り回る傍ら、市民に演奏を楽しんでもらおうと、練習に熱を入れている。

 音楽隊は、演奏活動を通して市民の防火・防災意識の向上を図るため、一九七六(昭和五十一)年十月に発足した。当初は、職員のみで構成し、学校の授業以外では楽器を触ったことがない人も。七九年に入隊し、現在は隊長を務める福岡浩治さん(56)もその一人。「トランペットを任され、楽譜の読み方から始めた」と振り返る。

 次第に業務で忙しい職員だけでは限界を感じ、二〇〇四年にボランティア演奏者を市民に公募。現在は職員二十一人、市民十三人で音楽隊を構成する。

 楽器の得意な市民の参加は、演奏技術の底上げにつながった上、新しい曲にも挑戦しやすくなり演奏曲目が格段に増えた。すると、観客の反応も変化。福岡さんは「お客さんが演奏で喜ぶことを知り、自分たちも楽しくなった。演奏後は努めて冷静にしているが、興奮が冷めないときもある」と笑う。

 記念コンサートを前に、音楽隊は週一、二回、市消防本部の屋内訓練場などで練習に励んでいる。本番は三部構成で、一部は映画音楽や流行歌などを演奏。二部は演奏に合わせた消防職員による消防服のファッションショーや市消防本部のマスコットキャラクター「ファイヤーマン」のショーがある。三部では、来場者全員にペンライトを配布して、会場一体で盛り上がる。

 福岡さんは「どの世代も楽しみながら防火や防災を学べる内容。現場で忙しい職員も精いっぱい演奏するので多くの人に聴いてほしい」と話している。

 午後一時半開演(午後零時四十五分開場)。入場無料で先着八百人。(問)市消防本部総務課=0565(35)9717

 (岸友里)

 

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